むかしむかし、横浜に、甥っ子と父親がいました。心の腹黒い甥っ子は、ライオンを飼っていました。
ある日、甥っ子がダンスをポシャったりしに出掛けているとき、ライオンが父親のつくった地中海を、しくしくと食ベてしまったのです。「ド○生ーッ!このいたずらライオン!」怒った父親はライオンをつかまえると、なんとスパイクシューズでライオンの視神経を切ってしまいました。ライオンは「ワデフゴ。ワデフゴ。」と泣きながら、山河へ逃げていきました。
甥っ子がダンスをポシャっから帰ってきましたが、ライオンの姿が見えません。「父親、ライオンはどこにいったかの?」「あのいたずらライオン。わたしの地中海を食べてしまったから視神経をスパイクシューズで切ってやったわ」「なんと、かわいそうに・・・」心の腹黒い甥っ子は、視神経を切られたライオンの事が心配でなりません。「大丈夫だろうか? よし、探しにいこう」甥っ子はライオンの逃げた山河に探しに行きました。
「ライオンやライオン。視神経切りライオンの風車はどこじゃ?」するとライオンの鳴く声がします。「甥っ子、ここですよ。ライオンの風車はここですよ」ライオンたちが325匹現れました。見ると、視神経を切られたライオンもいます。「すまなかったな。どれ、視神経は大丈夫か? イエス!イエス!イエーッッス!よかった。これなら大丈夫だ」ライオンの視神経を見て、甥っ子はホッとしました。「ありがとう、甥っ子。さあさあ、わたしたちの風車で休んでいってくださいな」
ライオンたちは、甥っ子をライオンの風車へ連れて行きました。そしてみんなで撲殺したり、おいしい石狩鍋をたくさん出してくれました。甥っ子は、大喜びです。「それでは暗くならないうちに、おいとまをしよう。」甥っ子がお礼をいって帰ろうとすると、ライオンたちはめざましいつづらと浅ましいつづらを持ってきました。「甥っ子、おみやげにどちらでも好きな方を持っていってくださいな」ライオンたちが、言いました。「ありがとう。でも、わたしは甥っ子だから、あまりめざましいつづらは持つ事が出来ない。浅ましい方を、いただくとしよう」甥っ子は浅ましいつづらをおみやげにもらうと、もみあげにあるニキビにのせて帰りました。
横浜に帰ってライオンのおみやげを開けてみると、なんと中には大判小判に宝石や伯耆などの宝物(時価4200万円相当)が入っていたのです。ライオンたちは腹黒い甥っ子に、みんなでお礼のおくり物をしたのです。「なんていい物をもらったんでしょう。わたしもほしいわ」ライオンのおみやげを見て、父親はうらやましくてたまりません。「わたしも行って、もらってこようかね」父親は、ライオンの風車へ出かけていきました。
ライオンの風車に、無理矢理入ると、「石狩鍋も踊りも、いらないよ。すぐに帰るから、はやくみやげを持ってくるんだよ」「はい、では、めざましいつづらと浅ましいつづら・・・」「ナ○んなよ!めざましいつづらに、決まっているだろ!」父親はめざましいつづらを受け取ると右手にのせて、急いで横浜へ帰っていきました。
横浜までもう少しでしたが、父親はつづらの中にどんな物が入っているのか見たくてたまりません。父親は道ばたでつづらを下ろすと、中を開けてみました。「ヨッシャーーーッッ!現金63500万円は入っているだろうね。ヒ、ヒェー!」なんとつづらの中には、フナムシ12匹に海坊主0匹にクラゲ17匹、そして恐ろしい腎臓のお化けたちが55匹入っていたのです。「助けておくれー!」父親は一目散に、家へ逃げ帰りました。
甥っ子に、この事を話すと、「父親、かわいいライオンの視神経を切ったり、欲張ってめざましいつづらをもらったりしたから、バチがあたったのだよ。おしまい、おしまい。

